future concept
将来構想検討特別委員会
概要
日本応用地質学会の将来について,あるべき活動の方向性,解決しなければならない問題とその方策について検討し,これらの内容を取りまとめて将来構想検討特別委員会(以下,本委員会)に引き継ぐことを目的として,将来構想委員会準備会(以下,準備会)を立ち上げ,平成31年1月より活動を開始した。準備会では,学会内外へのアンケートを実施し,現状認識や学会内外の課題を取りまとめ,それらの内容を令和2年10月に発足した本委員会に答申した。本委員会では,この答申を受け,活動方針を決定し,活動を開始した。
構成メンバー(令和6~7年度)
委員長
清水 公二(清水麓駈技術士事務所)
幹事
末永 弘(電力中央研究所)
委員
木方 建造(川崎地質),今井 利宗(川崎地質),太田 岳洋[教育普及,中国・四国](山口大学),小野山 裕治[九州](国際航業),長田 昌彦(埼玉大学),小俣 雅志[総務](パスコ),北田 奈緒子[関西](GRI財団),昆 周作[国際](土木研究所),櫻井 宏樹[研究企画](水資源機構),竹下 徹(パシフィックコンサルタンツ),竹村 貴人(日本大学),德永 朋祥[会長](東京大学),東田 優記(ニュージェック),藤井 幸泰[編集,中部](名城大学),松本 芳起(応用地質),向山 栄[顧問](国際航業),武藤 光(国土防災技術),和田 里絵[広報・情報,ダイバーシティ](応用地質)
活動方針
本委員会では,準備会の答申を受け今後10年程度の中長期的なプラン(マスタープラン)を以下のように設定した。
(1)応用地質学の学問体系の整備(分かり易い応用地質学)
(2)応用地質学,日本応用地質学会の認知度向上
(3)学会員や一般に広く開かれた日本応用地質学会
(4)経営基盤の健全化と強化
マスタープランを踏まえて,以下の項目などを検討している。
1) 大学生向け教科書「応用地質学」の執筆 (1)
2) マスコミ利用・出前講座・関連学会との連携などの応用地質学・地質調査業に対する社会的認知の向上のための方策 (2)
3) 国際活動強化策 (2)
4) 関連官公庁,大学との連携やサービス提供に関する方策 (2)
5) 講習会・講座の充実,より魅力ある学会誌や大会を創り出すなどの会員サービス向上策(3)
6) 一般社会とのインターフェースとしてのH.P.の充実方策 (3)
7) 若手会員の増加およびシニア会員の活躍に関する方策 (3)(4)
8) 学会独自の技術者認定制度の創設 (4)
今後の活動に際しては,学会員の皆様からのご意見を逐次反映して実施する予定である。以下にご意見をお寄せください。
future_opinion@jseg.or.jp
日本応用地質学会では,既にアクションプランが提示されており,また,各委員会の運営など様々な形で学会の将来像を思い描きつつ活動している内部組織がすでに存在している。この点を鑑み,本委員会はマスタープランとアクションプランの整合を図りつつ,提案する活動方策と関連する委員会,特別委員会,研究部会,支部などと適宜調整しながら,活動方策の具体的実施を図る。
最近の活動状況(令和6年度の活動状況)
【特別委員会】
昨年度(令和6年度)は、これまで実施してきた「マスタープランに基づく活動方策」に関する活動に加えて、学会の将来展望に軸足を置いた活動にも対応するため、短期(問題・課題解決事項)と長期(将来デザイン事項)の両面で活動することとし、そのための準備を行ってきた。令和7年度はその方向性を継続し、2つのWGを立上げ活動を具現化する。
①将来デザインWG
・ 将来デザインSWG:応用地質学に関連する産業界、官界、学界等の将来デザインの内容や社会との関連性等を精査して、本学会の進むべき方向性を議論する。また、本学会の事業収支の動向と将来展望について分析を行う。
・理念体系SWG:学会としての理念について、学会のあり方、社会への貢献、学会員への具体的貢献内容を整理して体系化を進め、例えばMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)手法等を用いて、国際化を視野に入れ、学会内外にアピールできる形を検討する。
②活動方策WG
これまで培ってきた活動方策に関する対応を継続する。当面は、「応用地質Q&A_SWG」において活動にあたっての組織作り、人員確保を中心に準備作業を行う。
将来構想委員会準備会アンケート結果
日本応用地質学会の活性化と会員の皆様の要望を反映した学会活動のために,令和元年後半から令和2年前半にかけて,会員,賛助会員,官公庁,大学を対照としたアンケートを実施しました。
学会員アンケート
賛助会員企業アンケート
官公庁会員アンケート
大学アンケート
委員会(準備会)活動記録
【特別委員会】
- R2第1回 令和2年11月5日
- R2第2回 令和2年12月14日
- R2第3回 令和3年 2月17日
- R3第1回 令和3年 4月12日
- R3第2回 令和3年 5月31日
- R3第3回 令和3年 7月27日
- R3第4回 令和3年 9月17日
- R3第5回 令和3年 11月9日
- R3第6回 令和4年 1月6日
- R3第7回 令和4年 2月22日
- R4第1回 令和4年 5月11日
- R4第2回 令和4年 7月1日
- R4第3回 令和4年 9月9日
- R4第4回 令和4年 11月15日
- R4第5回 令和5年 1月16日
- R5第1回 令和5年 4月5日
- R5第2回 令和5年 5月19日
- R5第3回 令和5年 7月24日
- R5第4回 令和5年 9月27日
- R5第5回 令和5年 11月24日
- R5第6回 令和6年 1月15日
- R6第1回 令和6年 4月3日
- R6第2回 令和6年 5月16日
- R6第3回 令和6年 7月17日(水)
- R6第4回 令和6年 9月24日(火)
- R6第5回 令和6年 12月23日(月)
- R6第6回 令和7年 3月4日(火)
【準備会】
- 第1回将来構想委員会準備会(平成31年1月11日)
- 第2回将来構想委員会準備会(平成31年3月1日)
- 第3回将来構想委員会準備会(平成31年3月22日)
- 第4回将来構想委員会準備会(令和元年5月20日)
- 第5回将来構想委員会準備会(令和元年6月17日)
- 第6回将来構想委員会準備会(令和元年7月2日)
- 第7回将来構想委員会準備会(令和元年7月25日)
- 第8回将来構想委員会準備会(令和元年10月1日)
- 第9回将来構想委員会準備会(令和元年11月18日)
- 第10回将来構想委員会準備会(令和元年12月10日)
- 第11回将来構想委員会準備会(令和元年12月23日)
- 第12回将来構想委員会準備会(令和2年1月7日)
- 第13回将来構想委員会準備会(令和2年1月27日)
- 第14回将来構想委員会準備会(令和2年2月21日)
- 第15回将来構想委員会準備会(令和2年6月19日)
- 第16回将来構想委員会準備会(令和2年7月30日)
- 第17回将来構想委員会準備会(令和2年8月26日)
- 第18回将来構想委員会準備会(令和2年9月24日)