contribution
社会貢献と魅力発信に関する特別委員会
概要
日本応用地質学会は、学会の将来を託する若い世代への魅力の発信のため、地域に入り、地域に顔の見える形での社会貢献活動が必要と考えます。これには、本部の常置委員会と研究部会等の支援を受け、地域に足場のある支部が中心となって活動するのが効果的だと思われます。このような目的から、日本応用地質学会及び会員の「社会貢献と魅力発信」を推進する特別委員会を設置しました。
本特別委員会は平成28年度に設置され、令和6年度で設立後9年目とりました。第16期は各支部において様々なアウトリーチ活動の展開が図られるとともに、研究発表会にける社会貢献に関する発表、災害地質研究部会や各支部が連携した特別セッションの開催など、充実したアウトリーチ活動が実施できました。また、日本ジオパーク委員会の活動として日本ジオパーク学術支援連合に参画し、本学会として活動への協力を行いました。これらにより、令和6年度の社会貢献および魅力発信に関する活動を一定程度推進することができました。
アウトリーチ活動については既に支部活動を含め学会活動の基幹として根付いてきたことから、本特別委員会の活動の一部をダイバーシティ推進委員会に引き継ぎ、令和7年5月20日の委員会において特別委員会を終了を確認しました。
構成メンバー:令和6~7年度
委員長
長谷川 修一(香川大学)
幹事
末永 弘(電力中央研究所)
委員
和田 里絵[広報・情報](応用地質)、清﨑 淳子(クロスエンジニアリング)、山﨑 新太郎(京都大学)、安元 和己[北海道支部](ドーコン),菖蒲 幸男[東北支部](応用地質),松井 浩司[北陸支部](キタック),尾方 伸久[中部支部](原子力機構),鷲見 浩司[関西支部](八千代エンジニヤリング),小笠原 洋[中四国支部](復建調査設計),矢野 健二[九州支部](ジオテック技術士事務所)
委員会の活動内容
(1)委員会の活動頻度
- 年4回程度(シンポジウム,研究発表会時を含む)
- 3~5年を期限として活動
(2)活動内容(令和6年度)
1)アウトリーチ活動の実践
- 北海道支部による「ジオ・フェスティバル in Sapporo 2024」へのARサンドボックスと札幌軟石ブロック遊びの出展
- 東北支部による「松島地質パンフレット」の作成
- 中部支部による親子体験ツアー「化石発掘体験!」の実施
- 中国四国支部によるアウトリーチワークショップ「高松城下まち歩き」
- 九州支部による「先進建設・防災・減災フェア in 熊本2024」における展示・講演
2)ジオパーク関連行事に対して後援依頼があったイベント(2024年7月以降3件)について、後援の審査、講演者の推薦等を実施
3)令和4年度研究発表会研究発表会の場において,社会貢献をテーマとする発表(口頭発表4件,ポスター5件)、災害地質研究部会を主体とした特別セッション「自然災害伝承碑から解き明かす地域災害」の中で、各支部との連携のもと自然災害伝承碑に関する講演開催
4)各支部におけるアウトリーチ活動に関する意見照会、支部で実践すべきアウトリーチ活動について議論
最近の活動状況
- 令和3年度第1回(令和3年6月14日)
- 令和3年度第2回(令和3年8月31日)
- 令和3年度第3回(令和3年11月02日)
- 令和3年度第4回(令和4年2月25日)
- 令和4年度第1回(令和4年7月19日)
- 令和4年度第2回(令和4年10月05日)
- 令和4年度第3回(令和4年12月14日)
- 令和4年度第4回(令和5年3月14日)
- 令和5年度第1回(令和5年5月23日)
- 令和5年度第2回(令和5年7月14日)
- 令和5年度第3回(令和6年3月21日)
- 令和6年度第1回(令和6年5月22日)