ホーム | 第4回先端技術ワークショップ 開催報告

study workshop4

第4回先端技術ワークショップ 開催報告

テーマ

「地形を見る・表す技術の最先端」

近年の地震時の盛土等の崩壊や、残土の不適切な措置に起因する土石流災害の発生を受け、人為的な地形改変の場所やその規模といった、地形変化の把握が社会的に求められています。
これに対して、LiDARやGNSS、干渉SARなどの技術の発展、普及など、測量技術の進歩はめざましいものがあります。一方、地形変化を正確に把握するためには、過去のデータをどのように利用するかが鍵になるものと考えられます。
以上のような背景において、過去に取得された地形情報を含めて、地形そのものやその変化を把握する技術およびその表現方法をテーマに、先端技術ワークショップを開催します。

開催概要

日時

2023年2月9日(木)13:00-16:00

主催

(一社)日本応用地質学会 研究企画委員会

開催方法

Web会議方式(ZOOM)

参加費 

日本応用地質学会の正会員・名誉会員1,000円
学生(日本応用地質学会に加入されていない学生を含む)無料
非会員 (※)2,000円

※ この機会に、ぜひ日本応用地質学会へのご入会をご検討ください。入会書類はこちらです。

プログラム

12:45ZOOM会場オープン
13:00開会あいさつ・趣旨説明
13:05-13:55【特別講演】 「地形の温故知新~先端空間計測技術でとらえる地形とその変化」
国土交通省国土地理院 中埜貴元 様
13:55-14:00【質疑応答】
14:00-15:15【事例発表1】 「2時期の航空レーザデータの差分解析による地盤の移動方向の把握」
国際航業株式会社 向山栄 様

【事例発表2】 「2時期の航空レーザデータを用いた微小変位の表現方法」
関西大学 黒木貴一 様

【事例発表3】 「新技術を用いた地下空洞形状の表現」
日本工営株式会社 畑中雄太 様
15:15-15:20【休憩】
15:20-15:50【質疑応答・意見交換】
15:50閉会あいさつ

特別講演・事例発表 概要

【特別講演】 「地形の温故知新~先端空間計測技術でとらえる地形とその変化」

国土交通省国土地理院 中埜貴元 様

地形図や空中測量をベースとした従来の新旧地形比較に加えて、SfMステレオ写真測量等の新技術を活用した地形データの取得やそれを活用した地形変化把握、及び干渉SAR技術等を活用した盛土等の地形変位検出技術の現状をご紹介いただきます。

【事例発表1】 「2時期の航空レーザデータの差分解析による地盤の移動方向の把握」

国際航業株式会社 向山栄 様

活断層や地すべりなどによる地盤の変位が生じた際に、地盤の3次元的な変位ベクトルを把握する方法についてお話しいただきます。

【事例発表2】 「2時期の航空レーザデータを用いた微小変位の表現方法」

関西大学 黒木貴一 様

2時期の航空レーザデータの差分により、どの程度の微小変位が捉えられるかを検証するとともに、それを表現する方法についてお話しいただきます。

【事例発表3】 「新技術を用いた地下空洞形状の表現」

日本工営株式会社 畑中雄太 様

鍾乳洞や坑道の複雑な地下空洞形状を表現する方法として、三次元レーザースキャナ、ヴァーチャルツアーなどを活用した事例をお話しいただきます。

※ 本ワークショップはCPD対象プログラムです。CPD単位=2.75を予定しています。
※ プログラム,講演タイトル,講演者は変更される場合があります。

注意事項

1.お申し込み後,振込方法のご案内,ZOOMのミーティングIDとパスコード,資料ダウンロード用のURL が記載されたメールが自動送付されます。


2.記載に従って2023/2/3(金)までに,参加費の振り込みをお願いいたします。なお,振込手数料はご負担ください。また,銀行振込用紙の控えをもって領収書に代えさせて頂きます。


3.お申し込み時に入力頂いた情報は,本ワークショップ開催およびアンケートに関する事務にのみ用い,その後,破棄および消去いたします。


4.Web会議方式でのワークショップ開催にあたり,以下につきましてご承知おきください。

  • 円滑なワークショップ開催のため,通信回線等に万全を期しますが,当日,何らかの理由により,音声や映像の一部またはすべてがご視聴頂けない場合も,参加費は返却いたしません。また,事後の動画公開等はいたしません。予めご了承ください。
  • 本ワークショップでは一切の録音・録画・画面の撮影およびこれに類する行為を禁止します。
  • ZoomのIDおよびパスワードは,他者に開示しないでください。
  • Zoomの表示名を,「ご氏名(ご所属)」(例:応用太郎(○○建設))としてください。
  • 負荷軽減と円滑な進行のため,カメラを切り,マイクをミュートにしてください。質疑応答時には,チャット機能をご活用ください。

5.お申し込み時にCPD登録証明書を希望された方へは,後日PDFを発行いたします

6.今後のワークショップ開催の参考にするためのアンケートにご協力ください。

7.お申し込み後のキャンセルはご遠慮ください。

ご参加お申込み

本イベントは終了しました

お問い合わせ

お問い合わせは学会事務局までお願いします。

研究企画委員会のサイトに戻る