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第3回先端技術ワークショップ 開催報告

テーマ

地質情報の見える化技術 (3D地質情報、先端数値解析、モニタリング等)

情報技術の進展に伴い、国としてもBIM/CIMやDXの活用を政策の根幹に据えるなど、今後ますます情報技術や3D技術などの導入が進んでいくものと思われます。近年、応用地質分野にも3Dの適用事例が多く見られ、例えば、地質評価や物理探査において、これまでにない解析技術やモニタリングが可能になるほか、地質リスクの共有、合意形成やアカウンタビリティがますます重要となり、「地質情報の見える化」技術の革新的な進歩が急速に進みます。その一方、モデリングの際のトレーサビリティや品質の問題、地質の不確実性に起因するモデル化の限界や適用範囲、フロントローディング(工程初期(調査)段階の作業負荷)といったことも課題となってきます。
そこで、本ワークショップでは、最先端の「地質情報の見える化」技術と、応用地質分野における解析やモニタリング、モデリングなどの実際の利用例を紹介し、この技術についての情報の共有と一層の展開や実装、利活用に向けた討議を行うことを目指します。

開催概要

日時

2022年2月10日(木)13:00-16:00

主催

(一社)日本応用地質学会 研究企画委員会

後援

(一社)全国地質調査業協会連合会

開催方法

Web会議方式(ZOOM)

参加費 

日本応用地質学会の正会員・名誉会員1,000円
全地連会員企業の所属員1,000円
学生(日本応用地質学会に加入されていない学生を含む)無料
非会員 (※)2,000円

※ この機会に、ぜひ日本応用地質学会へのご入会をご検討ください。入会書類はこちらです。

プログラム

12:45ZOOM会場オープン
13:00開会あいさつ・趣旨説明
13:05-13:55【特別講演】 ボーリングデータを利用した都市域の3次元地質情報整備
国立研究開発法人産業技術総合研究所 野々垣進 様
13:55-14:00【質疑応答】
14:00-15:15【事例発表1】 宇宙線ミューオン探査による応用地質部分野への適用
川崎地質株式会社 鈴木敬一 様

【事例発表2】 3次元地形情報を用いた深層学習による地すべり地形判読技術
日本工営株式会社 古木宏和 様

【事例発表3】 3次元地質解析マニュアルの紹介
応用地質株式会社 西山昭一 様
15:15-15:20【休憩】
15:20-15:50【質疑応答・意見交換】
15:50閉会あいさつ

特別講演・事例発表 概要

【特別講演】 ボーリングデータを利用した都市域の3次元地質情報整備


国立研究開発法人産業技術総合研究所 野々垣進 様

産業技術総合研究所では,都市域を対象にボーリングデータを利用して3次元地質図の整備を進めている。本講演では3次元地質図の作成方法やその公開ウェブサイトについて紹介する。紹介いただきます。

【事例発表1】 宇宙線ミューオン探査による応用地質部分野への適用

川崎地質株式会社 鈴木敬一 様

宇宙線を起源とする高エネルギー素粒子ミューオンを利用して地下や大型構造物を可視化する探査手法について、探査原理とこれまで得られた事例及び今後の展望を紹介する。

【事例発表2】 3次元地形情報を用いた深層学習による地すべり地形判読技術

日本工営株式会社 古木宏和 様

判読技術のような技術者の暗黙知でも、AIで学習できる。可視化技術とともに利便性が高くなりつつある技術動向と合わせた事例を紹介する。

【事例発表3】 3次元地質解析マニュアルの紹介

応用地質株式会社 西山昭一 様

3次元地質解析技術コンソーシアムでは、BIM/CIMの普及・本格運用を見据えて3次元地質・地盤モデリング技術の標準化に取り組んだ。その成果である技術マニュアルについて紹介する。

※ 本ワークショップはCPD対象プログラムです。CPD単位=2.75を予定しています。
※ プログラム,講演タイトル,講演者は変更される場合があります。

注意事項

1.お申し込み後,振込方法のご案内,ZOOMのミーティングIDとパスコード,資料ダウンロード用のURL が記載されたメールが自動送付されます。


2.記載に従って2022/2/4(金)までに,参加費の振り込みをお願いいたします。なお,振込手数料はご負担ください。また,銀行振込用紙の控えをもって領収書に代えさせて頂きます。


3.お申し込み時に入力頂いた情報は,本ワークショップ開催およびアンケートに関する事務にのみ用い,その後,破棄および消去いたします。


4.Web会議方式でのワークショップ開催にあたり,以下につきましてご承知おきください。

  • 円滑なワークショップ開催のため,通信回線等に万全を期しますが,当日,何らかの理由により,音声や映像の一部またはすべてがご視聴頂けない場合も,参加費は返却いたしません。また,事後の動画公開等はいたしません。予めご了承ください。
  • 本ワークショップでは一切の録音・録画・画面の撮影およびこれに類する行為を禁止します。
  • ZoomのIDおよびパスワードは,他者に開示しないでください。
  • Zoomの表示名を,「ご氏名(ご所属)」(例:応用太郎(○○建設))としてください。
  • 負荷軽減と円滑な進行のため,カメラを切り,マイクをミュートにしてください。質疑応答時には,チャット機能をご活用ください。

5.CPD登録のための証明書が必要な方は,日本応用地質学会事務局にご連絡ください。郵送にて送付いたします。

6.今後のワークショップ開催の参考にするためのアンケートにご協力ください。

7.お申し込み後のキャンセルはご遠慮ください。

ご参加お申込み

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お問い合わせ

お問い合わせは学会事務局までお願いします。

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