令和8年度 技術交流会(メインテーマ:水文地質学)開催報告

令和8年9月25日(金)、「水文地質学」をメインテーマとして令和8年度 技術交流会(研究発表会)を開催いたしました。名城大学天白キャンパスでの現地開催およびオンライン配信のハイブリッド形式にて、多くの会員・技術者の皆様にご参加いただきました。

日本応用地質学会中部支部では、水文地質学に関する最新の研究成果や実務事例を共有し、会員相互の技術交流を深めるとともに若手技術者の技術力向上に資することを目的に技術交流会を開催しております。

当日は、対面22名・Web 49名の計71名にご参加いただき、若手・実務者による個人講演3題、および専門家による招待講演2題が行われ、会場・オンライン双方から活発な質疑応答が寄せられ大変有意義な会となりました。ここに当日の開催結果をご報告いたします。

開催概要

行事名一般社団法人 日本応用地質学会 中部支部 令和8年度
技術交流会(研究発表会)
メインテーマ水文地質学
開催日時2026年9月25日(金) 13:00 ~ 17:00
開催形式ハイブリッド開催(現地会場 + Webオンライン配信)
会場名城大学 天白キャンパス 理工学部研究実験棟II 2階「R2-261(多目的室)」
CPD認定3.6単位
参加者数71名(対面 22名、Web 49名)

当日のプログラム・開催風景

■ 開会のあいさつ・会場風景

開会にあたり、居川支部長より開会のご挨拶をいただき、本技術交流会の趣旨や水文地質学の重要性についてお話しいただきました。

技術交流会の開会のあいさつをする居川支部長

■ 個人講演(若手・実務者セッション)

実務の第一線で活躍する技術者より、地域特有の地質や地下水動態に関する3題の貴重な事例発表が行われました。

  • 個人講演1:新地 青空 氏(国際航業株式会社)
    「霧島市国分台明寺地域における火砕流堆積物の湧水機構解析」
個人講演1「霧島市国分台明寺地域における火砕流堆積物の湧水機構解析」の発表
  • 個人講演2:津田 普輝 氏・鳥海 貴裕 氏(株式会社エイト日本技術開発)
    「内灘砂丘縁辺部の地下水分布と液状化への影響」
個人講演2「内灘砂丘縁辺部の地下水分布と液状化への影響」の発表
  • 個人講演3:伊藤 健二 氏(株式会社日さく)
    「堤体下流での地下水の水温と電気伝導率の変化」
個人講演3「堤体下流での地下水の水温と電気伝導率の変化」の発表

■ 招待講演(特別セッション)

水文地質学の第一人者をお招きし、「水文地質学の基礎と実務への応用」と題して前後編の特別講演をいただきました。実務における水文地質の考え方や最新の知見について、分かりやすくご講義いただきました。

  • 招待講演1:宮崎 精介 氏(日本応用地質学会 名誉会員/スイモンLLC)
    「水文地質学の基礎と実務への応用(前編)」
招待講演「水文地質学の基礎と実務への応用(前編)」の講演
  • 招待講演2:栢木 智明 氏(スイモンLLC 顧問)
    「水文地質学の基礎と実務への応用(後編)」
招待講演「水文地質学の基礎と実務への応用(後編)」の講演

■ 総合討論・質疑応答

講演終了後は、登壇者と会場・オンライン参加者全員を交えた総合討論を行いました。実務現場で直面する課題やデータの解釈手法などについて熱心な質疑応答が交わされ、会場全体で知見を深める時間となりました。

名城大学の会場で行われた総合討論・質疑応答の様子

■ 閉会のあいさつ

最後に、中部支部 加藤幹事より閉会のご挨拶をいただき、盛況のうちに技術交流会は幕を閉じました。

技術交流会の閉会のあいさつ

■ 意見交換会

技術交流会終了後は別会場にて意見交換会を開催し、講師の先生方や参加者の皆様とともにリラックスした雰囲気の中で活発な情報交換や親睦を深めました。

技術交流会のあとの意見交換会の様子

おわりに

今回の技術交流会は、若手技術者からベテラン専門家まで幅広い層が集い、水文地質学の実務応用について多角的に学ぶ大変実り多い機会となりました。ご参加いただきました皆様、ならびに素晴らしいご講演をいただいた講師の皆様に改めて感謝申し上げます。

日本応用地質学会中部支部では、今後も技術者の研鑽や交流に繋がる様々な企画を開催してまいります。引き続き皆様のご参加をお待ちしております。


【お問い合わせ先】

一般社団法人 日本応用地質学会 中部支部 事務局
E-mail:jges7chubu@gmail.com
支部公式HP:https://www.jseg.or.jp/chubu/