支部長あいさつ

令和8年5月より、大谷前支部長の後任として日本応用地質学会中部支部の支部長を務めさせていただきます、居川信之(株式会社エイト日本技術開発)です。歴代の支部長や会員の皆様が築き上げてこられた中部支部の伝統を大切にしながら、当地域における応用地質学のさらなる発展と地位向上に尽力して参る所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
応用地質学は、純粋学問としての地質学が持つ深い知識や理論を最大限に活用し、人間生活の安全と発展に直接貢献することを目指す、極めて実践的な分野です。私自身、日々の業務を通じて、主に斜面防災や水文調査といった現場の最前線に立ってまいりました。そこで常に意識しているのは、複雑化する自然の脅威に立ち向かい、社会インフラを守るためには、地質や地下水の振る舞い、地形の成り立ちを紐解く確かな「地質学的視点」が不可欠であるということです。
近年、気候変動に伴う豪雨災害の激甚化などにより、斜面崩壊や水害などの自然災害リスクはかつてないほど高まっています。「地質学的タイムスケール」という言葉があるように、長い地球の歴史から足元の自然を読み解く私たちの役割は、社会においてますます重みを増しています。だからこそ私は、専門家の枠に留まらず、「地質学の普及」と「それに根差した防災教育」を広く社会へ発信していく必要があると考えています。大地のリスクと恩恵を地域の方々が正しく理解することこそが、防災・減災への第一歩となるからです。
そして、これからの社会を支え、より安全で豊かな人間生活を実現し続けていくためには、次代を担う「若手の育成」が急務です。日本応用地質学会は、産学官の技術者や研究者、学生が一堂に会し、生きた知見を共有し合える貴重な場です。個人の力には限りがあっても、技術者集団として集えば大きな力を生み出すことができます。多彩な地質環境を持つ中部地域というフィールドを活用し、若手が生き生きと学び交流できる環境づくりに注力するとともに、私たち応用地質学に携わる者が地域社会の安全・安心の確固たる礎となれるよう、活気ある支部活動を展開してまいります。会員の皆様の温かいご支援と積極的なご参加を心よりお願い申し上げます。
役員名簿(2026年度)
| 役 職 | 氏 名 | 所 属 |
|---|---|---|
| 支部長 | 居川 信之 | 株式会社エイト日本技術開発 |
| 副支部長 | 小西 純一 | サンコーコンサルタント株式会社 関西中部支社 |
| 副支部長 | 篠田 繁幸 | 国際航業株式会社 中部技術部 |
| 代表幹事 | 石井 順一 | 大日本ダイヤコンサルタント株式会社 中部支社 |
| 幹 事 | 赤嶺 辰之介 | サンコーコンサルタント株式会社 名古屋支店 |
| 幹 事 | 葛木 建大 | ナチュラルコンサルタント株式会社 |
| 幹 事 | 加藤 靖郎 | 川崎地質株式会社 中部支社 |
| 幹 事 | 加茂 圭祐 | 応用地質株式会社 中部支社 |
| 幹 事 | 佐々木 信剛 | 株式会社静環検査センター |
| 幹 事 | 新谷 広紀 | 国際航業株式会社 中部技術部 |
| 幹 事 | 寺田 貴俊 | 日本工営株式会社 名古屋支店 |
| 幹 事 | 奈良 啓示 | 基礎地盤コンサルタンツ株式会社 中部支社 |
| 幹 事 | 日野 康久 | 株式会社KANSOテクノス 富山統括支店 |
| 幹 事 | 藤井 幸泰 | 名城大学 理工学部 |
| 幹 事 | 保坂 亙 | 東邦池水株式会社 三重技術部 |
| 顧 問 | 大谷 具幸 | 岐阜大学 工学部 |
| 顧 問 | 大東 憲二 | 大東地盤環境研究所 |
| 顧 問 | 塚脇 真二 | 金沢大学 環日本海域環境研究センター |
| 顧 問 | 吉田 英一 | 名古屋大学博物館 |
| 顧 問 | 米田 茂夫 | 一般社団法人 充填技術協会 |
| 会計監事 | 大谷 具幸 | 岐阜大学 工学部 |
| 会計監事 | 望月 敦人 | 基礎地盤コンサルタンツ株式会社 中部支社 |
事務局
大日本ダイヤコンサルタント株式会社 中部支社金山南オフィス 気付
〒456-0002 愛知県名古屋市熱田区金山町1-6-12
TEL 052-681-6713
代表幹事 石井 順一
