日本応用地質学会

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令和6年度 応用地質フォトコンテスト 作品募集

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応用地質フォトマップ

 応用地質フォトコンテストの歴代受賞作品の一部をGoogle Map上で閲覧できる、応用地質フォトマップです.地図上のオレンジのカメラマークを選択すると,一枚目に表示される写真が受賞作品です

令和5年度 応用地質フォトコンテスト 審査結果

 応用地質フォトコンテストは,写真を通じて学会のイメージを浸透させ,学会内ならびに社会に対して活動内容を発信するために開催しています.今回のフォトコンテストも,広く学会員以外の応募を狙い,特にテーマは設けず公開コンテストサイトを用いて行いました.その効果もあり,応募人数56名(115作品)と多くの応募作品が寄せられました.この中から,厳正な審査の結果,最優秀賞1 点(賞金2 万円),優秀賞3 点(賞金1 万円),入選3 点(賞金5 千円),学生賞2 点(図書カード5 千円)が選ばれましたので報告いたします.

令和5年度応用地質フォトコンテスト 受賞作品

 最優秀賞 『岩壁の威厳』 河野朱李

撮影地 富山県中新川郡立山町
審査員コメント
7 年の歳月をかけて1963年に完成した黒部ダム.眼前に広がる険しい山々の勇ましさを感じるとともに,当時,資材の運搬も困難であった黒部渓谷での難工事に挑んだ多くの技術者の苦労が偲ばれます.

 優秀賞 『灯台と柱状節理』 是澤義隆

撮影地 島根県出雲市大社町日御碕
審査員コメント
国の重要文化財に指定されている出雲日御碕灯台です.柱状節理がびっしりと敷き詰められた日御碕海岸の大地は壮観で,青い空と白くそびえ立つ灯台のコントラストがたいへん美しい作品となっています.

 優秀賞 『命を守る,「水没」地形』 丸山朋夫

撮影地 神奈川県横浜市港北区
審査員コメント
鶴見川の遊水地の役割を果たしている新横浜公園の水没時を捉えた写真です.大雨が降った際には下流域での増水を防ぐため遊水地の役目も果たし,地域住民の方の命,暮らしを守っています.

 優秀賞 『地滑り地帯を抜け』 渡部清隆

撮影地 愛媛県八幡浜市千丈
審査員コメント
河川,道路,鉄道が並走する山側に新しく高規格道路を建設している現場です.既設道路や鉄道も近接している中,山側に地すべり地もあることから,ルート選定も含めたいへんな工事であったことが窺える作品となっています.

 入選 『ジオツーリズム事始め』 落合文登

撮影地 宮崎県都城市関之尾滝
審査員コメント
日本の滝百選にも選定されている“関之尾滝”です.滝の上流には甌穴群があり,世界有数の規模といわれています.滝の前には吊り橋が架かり,遠足で訪れた子供たちが,滝の迫力を身近で感じている様子が伝わってくる作品となっています.

 入選 『エメラルドグリーン』 筧翔太

撮影地 富山県中新川郡立山町
審査員コメント
日本最大級のダムである黒部ダムによって出来上がった黒部湖です.厳しい山々の稜線に迫る穏やかなエメラルドグリーンの湖面が対比され,雄大な自然と人工物の融合が垣間見える作品です.

 入選 『武甲山と芝桜』 尾崎進

撮影地 埼玉県秩父市 羊山公園
審査員コメント
埼玉県の秩父を代表する石灰岩の山である武甲山を,羊山公園から芝桜とともに撮られています.雲一つない晴天,石灰岩の採掘で日ごと変わっていく武甲山と新緑の緑,カラフルな芝桜と色合いのグラデーションが見事な1 枚です.

 学生賞 『地球の年輪をたどる坂道』 川崎光音

撮影地 神奈川県横須賀市鴨居(観音崎公園)付近
審査員コメント
学生の方からの投稿で,神奈川県観音崎公園の近くの切通しでつくられた歩道で撮られた1 枚です.坂道の上から撮られているので,地層の両サイドに加え,道の先でさらに下の地層まで見えるため奥行きを感じられます.このフォトコンテストで投稿が多い素掘りシリーズですが,この作品は日々の日常のなかから,長い年月をかけてつくられた地層を年輪としてとらえるなど,ネーミングセンスも光る作品です.

 学生賞 『奇岩連なる』 富永健成

撮影地 福島県南会津郡下郷町弥五島下タ林
審査員コメント
国の天然記念物にも指定されている塔のへつりという場所です.「へつり」とは地元の言葉で断崖という意味があるとおり,長い歳月をかけて侵食と風化を繰り返し,大自然が作り出した塔のような奇岩からなる断崖と,阿賀川にかかる影とのコントラストもメリハリがあり良く,断崖に架けられた吊り橋から先人たちの奇岩への思いが伝わってくるようです.

令和4年度応用地質フォトコンテスト 受賞作品

 最優秀賞 『異常渇水』 渡部清隆

撮影地 愛媛県新居浜市別子ダム付近
審査員コメント
1965 年に完成した別子ダムの渇水時の貯水池斜面を捉えた写真です.普段は水面下で見えない地すべり対策工が顔を出し,当時ダム建設に関わった方々の苦労と現在まで受け継がれている日本の土木技術の技術力を感じる作品となっています.

 優秀賞 『川廻し』 黒須俊夫

撮影地 千葉県君津市清水渓流広場
審査員コメント
千葉県君津市の秘境,清水渓流広場にある亀岩の洞窟です.当時の人たちの大工事であったことが容易に想像できる人工的に削られた洞窟に,スポットライトのような日の光がトンネル背後から差し込むフォトジェニックな風景を演出しています.

 優秀賞 『地すべりと主要幹線』 杉山幸太郎

撮影地 静岡県静岡市清水区 薩埵峠
審査員コメント
歌川広重も描いた東海道五十三次の由比の舞台です.日本有数の地すべり地帯であり,当時は断崖絶壁の峠道であったこの地を,今も変わらず佇む富士山と対象に,広域な地すべり対策と狭い海岸線に張り出す大工事を繰り返し,鉄道,国道,高速道路と日本の大動脈が集結していった様子が思い描けます.

 優秀賞 『石切場に秋の訪れ』 仲田弘明

撮影地 千葉県鋸南町鋸山
審査員コメント
江戸時代からはじまり明治時代に建築用石材として人気を博した房州石の石切場跡です.人工的な切り出し面に囲まれた空間へ秋をつげる植生がうまれ,空間と時間の壮大なスケールを感じさせてくれる作品となっています.

 入選 『ロックフィルダム』 石川賢一

撮影地 高知県安芸郡馬路村やなせダム湖付近
審査員コメント
高知県奈半利川の最上流部に建設されたロックフィル形式の魚梁瀬ダムです.周囲の岩を削ってダムに使用し,上流と下流の高低差からダムの巨大さがよくわかる作品です.

 入選 『魔獣の口吻』 森脇祥弘

撮影地 富山県黒部市宇奈月町欅平人喰岩付近
審査員コメント
富山県黒部峡谷鉄道の終点駅近くの登山道にある岸壁が大きく口を開き,人を飲み込むように見えることから通称通称“人喰岩”とよばれる箇所です.オーバーハングの迫力もさることながら,過酷な場所に道を作った先人の苦労と,岸壁を景観に配慮した崩落対策がなされている現代の努力の共存がよくわかる作品となっています.

 入選 『烏帽子岳からの眺望』 金子貴洋

撮影地 熊本県阿蘇市草千里付近
審査員コメント
阿蘇の烏帽子岳からの眺望で,山肌と草原とのコントラストが山の息吹を感じる作品となっています.その先に広がる火口原や外輪山も阿蘇山の広大さをよく表しています.

 入選 『100年現役五角形素掘りトンネル』 糸賀一典

撮影地 千葉県市原市月崎永昌寺トンネル
審査員コメント
1898 年に掘られたトンネルで,将棋の駒のような形をした五角形の素掘りトンネルです.「観音掘り」と呼ばれる日本古来の掘り方で,先人の素晴らしい掘削技術を伝える作品となっています.

 学生賞 『島山島の海食崖と赤灯台』 石谷樹莉

撮影地 長崎県五島市玉之浦町
審査員コメント
長崎県五島市西部・玉之浦町の先の半島部と玉之浦湾に浮かぶ島山島の海食崖と赤い灯台「玉之浦港防砂堤灯台」です.灯台の赤と海のコバルトブルーの色の対比や,荒い海の波が岸壁に打ち付ける一瞬を切り取ることで,海食崖の形成に思いをはせる作品となっています.

 学生賞 『五島層群と赤灯台』 藤原琉凪

撮影地 長崎県五島市玉之浦町
審査員コメント
もう一件の学生賞『島山島の海食崖と赤灯台』と同じ場所ですが,こちらは赤灯台をスケールに東シナ海の荒波によって露出した五島層群の迫力を伝える作品となっています.

令和3年度応用地質フォトコンテスト 受賞作品

 最優秀賞 『2階建て』 藤原勇輝

撮影地 千葉県夷隅郡大多喜町葛藤付近
審査員コメント
向山・共栄トンネルの新旧2つの素掘りトンネルが織りなす不思議な2階建て構成です。車やライトによる明るさ、トンネル内の暗さによるコントラスで、先人の丹念で力強い素掘り跡が映えた全体構成が素晴らしい作品となっています。

 優秀賞 『地すべりで崩壊した旧大阪鉄道亀瀬隧道の遺構』 笠井 忠

撮影地 大阪府柏原市大字峠付近 亀の瀬地すべり歴史資料室
審査員コメント
旧関西本線亀ノ瀬トンネルの地すべり崩壊跡の写真です.幾重かの光の輪が煉瓦組積を照らす寂びた静寂の空間から,突如破壊的な動の空間へと変化する様が印象深い作品です.

 優秀賞 『搬入路』 杉山幸太郎

撮影地 富山県中新川郡立山町芦峅寺 水平歩道
審査員コメント
大正9年水力発電所建設のために開通させた旧搬入路です.足元の断崖と遠景の山並みの構図は,見るものに目が眩むほどの印象を与えます.先人の命がけの苦労に思いをはせる作品でもあります.

 入選 『新阿蘇大橋』 松葉悠剛

撮影地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽付近
審査員コメント
2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋が記憶に新しい中、復興のシンボルでもあり2021年に完成した新阿蘇大橋です。被災の教訓と復興の希望が同居する作品となっています。

 入選 『命の水、集いあう』 高津弘人

撮影地 神奈川県山北町大野山付近
審査員コメント
水道用水や発電用水の確保,洪水調節を行うことを目的として1979年に完成した三保ダム(ロックフィルダム)です.丹沢水系の清らかな水を湛え,山々から集まってくる水の流れが実感できる作品となっています.

 入選 『山中の虹』 諏訪和弘

撮影地 栃木県日光市川俣付近
審査員コメント
新緑の頃,間欠泉の力強い水飛沫と輝く虹を捉えた見事な構図になっています.奥深い山間で厳かに繰り返されるダイナミックな水の躍動が,人知を超えた神聖な美しさを孕んでいると感じた作品です.

 入選 『京の空中散歩 ~錦に染まる嵐山』 加藤順子

撮影地 京都府京都市嵐山付近
審査員コメント
桂川を挟んだ市街地とのコントラストにより,紅葉に染まる嵐山がいっそう鮮やかに感じられます.空撮により渡月橋の上流側にある堰についても興味が惹かれる作品となっています.

 入選 『縞模様をくり抜いて』 日野進司

撮影地 北海道爾志郡乙部町館浦付近
審査員コメント
新緑と空と海の色彩が美しい写真です.水平線と地層がミルフィーユ状になって,幾何学的でおもしろい構図になっています.トンネルが,なにか楽し気な世界への入り口になっているような気がします.

令和2年度応用地質フォトコンテスト 受賞作品

 最優秀賞 『大迫力の現役素掘りトンネル』 糸賀一典(千葉県)

撮影地 千葉県富津市 燈籠坂トンネル
カメラ Nikon D5600
撮影者コメント
かつて上部2割程度の小口径の素掘りトンネルであったが,そのトンネルを掘り下げ,大経口の素掘りトンネルなった.現在は迫力満点の名所にもなった,現役の素掘りトンネル.

 優秀賞 『阿蘇の復興と「あそぼーい」』 本村隆之(熊本県)

撮影地 熊本県南阿蘇村
カメラ DJI PHANTOM 4(動画のキャプチャ)
撮影者コメント
平成28年熊本地震により,阿蘇大橋地区では国道57号やJR豊肥本線,阿蘇大橋などが流失する大規模な斜面崩壊が発生した.斜面対策工の完了に伴って鉄道・道路が復旧し,特急「あそぼーい!」が疾走する.

 優秀賞 『地球はデコボコ』 金子亨平(静岡県)

撮影地 台湾花蓮県
カメラ Canon Kiss X5
撮影者コメント
台湾花蓮県タロコ渓谷.場所,時間帯で違う表情を見せています.ここは地球が丸い事を忘れそうな程,地球の圧倒的な力と美しさを感じられる大好きな場所です.

 入選 『由良山の採石場の断崖』 永正千里(香川県)

撮影地 香川県高松市由良町 由良山
カメラ Canon PowerShot SX720 HS
撮影者コメント
高松市の由良山は,江戸時代から良質な石材が採掘され,皇居などに使用されたものの,20世紀の終わりに歴史を閉じた.地質は柱状節理で,第三紀に噴出した岩脈上の黒雲母安山岩からなる.採掘跡の断崖は芸術的だ.

 入選 『鵜戸神宮に太古から在り続ける「運玉」』 武田理咲(山形県)

撮影地 宮崎県日南市 鵜戸神宮付近
カメラ OLYMPUS PEN Lite E-PL6
レンズ ZUIKO 14-42mm
撮影者コメント
鵜戸神宮周辺には海底に沈んだ生物の死骸が固まってできるコンクリーションを地層の断片から見ることができる.この宮では『運玉」なる玉を岩場になげ祈願するが,太古から『運玉」がここには存在している.

 入選 『ブナ林を守る自然工法』 林 昌尚(福井県)

撮影地 福井県今立郡池田町
カメラ Canon EOS 6D Mark II
レンズ EF100mm f/2.8L MACRO IS USM
撮影者コメント
間伐材を利用した堰堤です.晩秋木々の葉が落ちるとその全体像が見えてきますが,普段は見事に自然の風景の中に溶け込んでしまいます.

 入選 『地すべりの側方崖を規制する断層とその破砕帯』 横山 修(兵庫県)

撮影地 石川県白山市
撮影者コメント
地すべり調査中に発見した断層露頭.治山工事に伴い表土が剝がされ,見事な破砕帯を観察できる.その後,埋戻しにより現在は観察できない.地すべりの側方崖を規制している断層と考えられた.

 入選 『記憶のリレー』 金子敦志(福島県)

撮影地 岩手県 一関市 祭畤付近
カメラ 富士フィルム XM-1
撮影者コメント
岩手・宮城内陸地震によって破壊された祭畤大橋が震災の遺構として,現在も残されている.遺構が淡い水色の川面の美しさとなぜか調和して少し悲しい気持ちになりました.

 学生賞 『流転』 河井佑太(新潟県)

撮影地 新潟県十日町市付近
カメラ Canon EOS Kiss X9i
レンズ EF-S 18-55mm F4-5.6 IS STM
撮影者コメント
方丈記には「ゆく河の流れは絶えずして,しかももとの水にあらず」とあり,常に同じものは無いという意味です.つまり,水も地形も時間とともに変化し続けるのです.そんな思いを込めてこのタイトルをつけました.

平成30年度 第3回応用地質フォトコンテスト「地質に起因する自然災害」

 最優秀賞 『地震を乗り越えて』 竹中京一(熊本県)

撮影地 熊本県阿蘇市
カメラ Canon EOS 7D
レンズ TAMRON 16-300mm
撮影者コメント
地震を乗り越えて,復興へ.
審査員コメント
地震による崩壊斜面を,縦の構図で捉えることによって,遠くまで延々と続く悲惨な被害状況がよく表現されています。その中で,既に平穏を取り戻したように,一頭の牛が草を食んでいる対照的な画がとても好印象な作品であります.

 優秀賞 『斜面崩壊とダム』 片山直樹(島根県)

撮影地 島根県出雲市佐田町上橋波
カメラ DJI Phantom4 FC330
撮影者コメント
H30年4月9日の島根県西部地震で発生した斜面崩壊により,河川の大部分が閉塞しややダムアップしており,上流の治水ダムの存在が対照的です.崩壊斜面は古第三紀の流紋岩よりなる尾根先端の急斜面です.

 優秀賞 『大規模地滑り』 藤利充宏(山口県)

撮影地 奈良県川上村迫
撮影者コメント
平成23年台風12号の影響で,奈良県の山間部は多くの場所で地滑りがありました.迫地区の地滑りは民家の近くで発生したもので,大滝ダムの水位上昇に伴うものとは別のものでした.

 入選 『守る人』 石濱茂崇(東京都)

撮影地 長野県軽井沢町
カメラ SONY DSC-HX5V
撮影者コメント
路線バスが走る道路斜面は,過去に崩落を起こし,蛇篭工が施工されている.今後も崩落が発生する恐れがあることから,目視による点検を行い,道路の安全を守っている.

 学生賞 『宙に浮くお城』 田中杏実

撮影地 熊本県熊本市
カメラ iPhone 8
審査員コメント
熊本城の石垣の崩壊は記憶に新しい災害です.この写真は,ジャッキアップしながらの復旧作業の様子を,メルヘンな感覚をもって捉えてくれたとても楽しい写真です.感性が変われば,現場もいろいろな見え方がするものなのだなと感心した作品でした.


平成29年度 第2回応用地質フォトコンテスト「自然と人間活動との関わり」

 優秀賞 『OHYA UNDERGROUND』 長谷川 怜思(東京都)

撮影地 栃木県宇都宮市大谷地区
カメラ Nikon D700
レンズ コシナ ZEISS Distagon T* 2/25
撮影者コメント
かつて石材業で栄えた栃木県大谷地区は,産業衰退や陥没問題から坑道が負の遺産として語り継がれてきた.負の遺産を資源にと発想を変えた現在は,未利用熱や地下空間の観光活用を軸に地域振興が進められている.

 優秀賞 『付加体メランジュ堆積物に向かう』 宇田川義夫(千葉県)

撮影地 大阪府
カメラ ドローン掲載のCCDカメラ
撮影者コメント
トンネル上り線,下り線共に貫通し,トンネル坑口上部の超丹波帯(付加体)の大規模地滑り対策工を実施中である.

平成28年度 第1回応用地質フォトコンテスト「大地と人間活動との関わり」受賞作品

 優秀賞 『断層谷の秋』 小笠原 洋(広島県)

撮影地 広島県山県郡北広島町戸谷鶉木(うずらき)
カメラ Canon IXY Digital 500
撮影者コメント
ここ鶉木の集落では,50km を超える筒賀断層の断層谷が一望できます.また断層による湧水が多いのか,たくさんの水田があります.大地の恵みを享受する人の営みと絶景を,ここで味わうことができます.

 入選 『みのり多き地すべり』 橋本 智雄(宮城県)

撮影地 山形県最上郡大蔵村 豊牧地すべり
撮影者コメント
この棚田は地域の人達が古くから地すべりと向き合い暮らしてきた証.今年もまたみのりの時期を迎えました.