【開催報告】令和8年度 応用地質学講座「AIと応用地質学」をハイブリッド開催しました!
2026年7月31日(金)、一般社団法人日本応用地質学会 中部支部主催の令和8年度 応用地質学講座「AIと応用地質学」を「ウインクあいち(名古屋市)」およびオンライン(Zoom)のハイブリッド形式にて開催いたしました。
近年、急速に進化を遂げるAI技術の一方で、地質業界では技術者不足や技術継承が大きな課題となっています。本講座では、応用地質分野へAIを活用する「最初の一歩」として、AI初心者〜初級者を対象に基礎知識から実務における最新活用事例までを幅広く解説していただきました。
当日は現地・Webあわせて56名の皆様にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
開催概要&参加実績
| 項目 | 内容 |
| 日時 | 令和8年7月31日(金) 13:00~17:10 |
| 会場 | ウインクあいち 会議室10階(1006号室) & Web配信(Zoom) |
| 主催 | 一般社団法人日本応用地質学会 中部支部 |
| 後援 | 地盤工学会中部支部、中部地質調査業協会、日本地質学会中部支部 |
| 獲得CPD | CPD 3.0単位 |
| 参加者数 | 計56名(現地会場:16名 / Web参加:40名) |
当日の講座プログラムと講義レポート
1. 開会挨拶(居川支部長)

講座の開会にあたり、日本応用地質学会 中部支部の居川支部長より挨拶が行われました。AIという先進技術を地質技術者がどのように受け止め、今後の実務や技術継承に活かしていくべきかという本講座の狙いが提示され、熱気あふれるスタートとなりました。
2. 講義「応用地質技術者のためのAI技術(入門と応用)」
講師:荒木 光一 氏(五大開発株式会社 システム事業部 技術研究所主任研究員)

講義の第1部では、荒木氏より情報工学の観点からAIの基礎構造、メリット・デメリット、活用事例などについて丁寧に解説していただきました。
AIとはどのようなもので、どのように学習しているのかを踏まえたうえで、応用地質に関する活用事例の紹介をいただいた。お話は明快に整理され、AIに馴染みの薄かった参加者にとっても非常にわかりやすく、今後の第一歩を踏み出す大きなヒントとなる内容でした。
3. 講義「地質技術者の五感と AI等の活用」
講師:古木 宏和 氏(日本工営株式会社 中央研究所 先端研究センター 災害レジリエンス研究室 課長)

第2部では、古木氏より応用地質実務におけるAIによる点検・判別支援、技術継承など、具体的なアプローチと現場での実証事例をご紹介いただきました。
「地質技術者の五感・経験」と「AIの解析力」の共創 熟練技術者が現場で培ってきた観察力(五感)を数値化・補助するツールとしてAIを位置付け、現場作業の省力化や見落とし防止につなげる先進事例は、まさに受講者が明日からの業務で意識できる実践的な講義となりました。
会場・Web参加の様子と総合討論

現地会場(ウインクあいち)には16名、Web(Zoom)では40名と、多くの技術者・研究者が熱心に耳を傾けていました。

講義後の全体質疑応答・総合討論では、会場やチャットから「AI発達と技術者の今後」や「若手技術者教育とAIの関係」など、現場ならではの深い質問が多数寄せられ、講師お二人との活発なディスカッションが行われました。
5. 閉会挨拶(小西副支部長)& 意見交換会

最後に小西副支部長より閉会の挨拶があり、本講座の総括とともに講師陣・参加者の皆様への感謝が述べられました。
また講座終了後には、名古屋駅近くにて意見交換会を開催いたしました。講師の先生方を囲み、対面ならではのフランクな情報交換や会員同士の交流が深まり、大盛況のうちに全日程を終了いたしました。
日本応用地質学会 中部支部で一緒に学びませんか?
一般社団法人日本応用地質学会 中部支部では、地域に根ざした防災・減災技術、インフラ整備、そして最新技術(DX・AI)の活用まで、地質技術者の向上と交流を目指した様々な活動を行っています。
中部支部の魅力と参加メリット
- 💡 最新技術・知見が学べる:今回のような時代のニーズを捉えた講義・シンポジウムを定期開催。
- 🎓 CPD単位の取得:各種講習会で継続研鑽(CPD)ポイントを取得可能。
- 🤝 業界ネットワークの拡大:産官学の技術者・研究者と深く繋がれる意見交換会や研究発表会。
- 🏫 若手・学生への手厚いサポート:学生の講座参加費無料など、学びの場を広く提供。
「地質技術の発展に貢献したい」「他社の技術者と情報共有したい」という方は、ぜひ当学会の活動にご参加・ご入会をご検討ください!


