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近年、地球温暖化によるとされる豪雨等異常気象やこれに伴う土砂災害が頻発し、温室効果ガス(CO2)の削減による気候変動対策が課題となっており、再生可能エネルギーの導入促進、温室効果ガスの吸収対策などが注目されているところである。このような社会情勢を踏まえ、今回のシンポジウムでは、応用地質分野と関連が深いと思われる気候変動対策技術の研究や技術動向を紹介し、応用地質分野の貢献について考えてみたい。
今回シンポジウムでは、再生可能エネルギーのうちベースロード電源として期待されている地熱資源調査の技術開発動向や課題、再生可能エネルギーの利用効率促進において期待される電力エネルギーの貯蔵に関する技術、CO2の回収・貯留に関する地下貯留技術動向を取り上げる。
シンポジウム「気候変動対策と応用地質」 | |
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13:00〜13:05 | 開会の挨拶:環境地質研究部会副部会長 竹村貴人(日本大学) | 第1部 特別講演 |
13:05〜13:50 | 特別講演1「超臨界地熱資源−島弧地殻の描像と地殻流体−」 土屋範芳(東北大学大学院環境科学研究科 教授) |
13:50~14:35 | 特別講演2「地熱発電と周辺環境」 安川香澄(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 地熱事業本部 特命審議役) |
14:35~15:20 | 特別講演3「二酸化炭素地中貯留に関する地質評価技術」 及川 透(日本CCS調査 地質調査部) |
第2部 話題提供 |
15:30〜15:50 | 話題提供1「新しいCAESによる再生可能エネルギーの電力貯蔵」 中川加明一郎(元 電力中央研究所) |
15:50〜16:10 | 話題提供2「二酸化炭素循環型地熱発電の開発に向けて」 末永 弘(電力中央研究所) |
第3部 パネルディスカッション |
16:20~16:55 | テーマ「気候変動対策と応用地質」 座長:環境地質研究部会委員 清ア淳子(クロスエンジニアリング) パネリスト:特別講演者・話題提供者 |
16:55〜17:00 | 閉会の挨拶:環境地質研究部会部会長 舩山 淳(パシフィックコンサルタンツ) |
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