日本応用地質学会 東北支部
「第17回 研究発表会」

 去る7月24日(金)に開催された「日本応用地質学会東北支部 第17回 研究発表会」の簡単なレポートです。
 場所はせんだいメディアテーク7F スタジオシアターにて午前10:00から開催いたしました。


1.研究発表会

 研究発表会は、講演発表8編と参加者42名と盛況のうちに終了いたしました。
 午前中は、自由テーマのもと社会貢献活動他、地下水、地すべりや大規模土砂崩壊等の研究発表が行われました。
 午後は、1年以上経過するも未だに多くの傷跡を残す岩手宮城内陸地震をテーマとする発表が行われました。


             研究発表の様子

開会にあたり太田支部長のあいさつ

2.特別講演

 研究発表の午後の部の前には、東北大学大学院理学研究科の 今泉俊文 教授による特別講演が行われました。
発表内容は、午後のテーマでもある岩手宮城内陸地震に関連したもので
 「2008年岩手・宮城内陸地震が残した変動地形学への課題」
と題して講演をしていただきました。
 また、講演の後には、休憩時間を利用して、衛星画像を利用した立体画像(だいち「ALOS」パンシャープン立体視画像)の展示と今泉教授による解説が行われました(赤青メガネの使用で立体的に見える)。全長6m程度のにも及ぶ東北地方全体の画像に、参加者も多くの関心を寄せていました。


 だいち「ALOS」パンシャープン立体視画像

 今泉教授による特別講演の様子


衛星画像の展示の様子

3.懇親会

 研究発表会・特別講演終了後に、場所を移して懇親会を開きました(参加約20名)。研究発表の内容に関する議論など、交流を深めました。


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