若手技術者向けの入門講座についてお知らせいたします.
概要は以下の通りですが,詳細および申し込みは,こちらを クリック してください.
日 時:2019年5月21日〜23日(二泊三日)
場 所:瑞浪超深地層研究所(岐阜県瑞浪市)
目 的:若手技術者の現場を中心としたボーリングコアおよび露頭観察・地質調査技術の向上
対 象:入社5年目程度までの経歴で、ボーリング調査等の経験があまりない、あるいはボーリングコアの正しい観察の 仕方を身に着けたい技術者。新入社員、およびそれと同等な研究者(学生、院生も含む)。初心者歓迎です。当学会員もしくは賛助会員企業の社員を原則としますが、非会員も可です。
なお本講座は、2015年度(H27)から2018年度(H30)に実施した同名講座と同レベルの研修となっておりますので、既受講者はご留意ください。
定 員:30名
日本応用地質学会中部支部では,主に若手育成を対象として応用地質学講座を毎年開催しております.
講座への参加は会員・非会員を問いませんので,勉強したい方は是非ご参加ください.
講座名や募集時期については,随時HPやTwitter(https://twitter.com/JSEG_chubu?lang=ja)などで公表していきます.
さて,今まで(平成26年以降)に行われた講座名は以下となっております.
講座終了後にはアンケートをとるのですが,どれも「役に立った」というご意見が多いです。また、ボーリングコア観察に関してはアンケート結果が好評でしたので2回行っております.
ちなみに2019年(平成31年)の講座については検討中でございます.
開催年 | 講座名 | 種別 |
---|---|---|
平成30年 (2018年) |
ボーリング柱状図作成および ボーリングコア取扱・保管要領(案)・同解説 改訂点の説明と留意点 |
座学および ボーリングコア観察 |
平成29年 (2017年) |
応用地形判読講習会 | 座学および 実体視鏡での観察 |
平成28年 (2016年) |
構造物基礎における岩盤分類の考え方について | 座学および ボーリングコアの観察 |
平成27年 (2015年) |
斜面の土木地質的な見かた | 野外実習 |
平成26年 (2014年) |
地下水の調査解析法 | 座学 |
今まで(2013年以降)に行われた講演会のタイトルをまとめてみましたが,こうやって見ると多岐にわたっていることや,時事性の高い話題を講演していただいていることも分かりますね.
開催日 | タイトル | 講演者 | |
---|---|---|---|
技術交流会 | 2018/6/22 | リモートセンシングによる 地質・植生・都市の観測 |
山口 靖 (名古屋大学 大学院 環境学研究科) |
総会 | 2018/5/19 | 地層処分における科学的特性マップの 技術的背景 |
吉村 一元 (経済産業省・資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策技術室長) 吉田 英一 (名古屋大学博物館教授) |
技術交流会 | 201710/20 | ジルコンという鉱物から見た 日本列島形成の歴史 |
大藤 茂 (富山大学 理学部教授) |
総会 | 2017/5/20 | 変動帯の応用地質学 | 長谷川 修一 (香川大学 工学部教授) |
技術交流会 | 2016/10/21 | 地質におけるリスクと観察の理論負荷性 | 脇坂 安彦 (日本応用地質学会会長) |
総会 | 2016/5/14 | 新東名高速道路 豊田東JCT-浜松いなさJCTにおける建設発生土対策 | 中野 正樹 (名古屋大学大学院工学研究科 社会基盤工学専攻 地盤工学講座) |
研究発表会 | 2015/9/17 | 外水位が大規模河川堤防の地震時挙動に 及ぼす影響に関する 空気〜水〜土骨格連成有限変形解析 |
野田 利弘 (名古屋大学減災連携研究センター研究連携部門教授 |
研究発表会 | 2015/9/17 | 南海トラフ巨大地震に備える科学・技術 | 金田 義行 (名古屋大学減災連携研究センター特任教授) |
総会 | 2015/5/30 | 御嶽山の火山活動と防災の課題 | 山岡 耕春 (名古屋大学大学院環境学研究科地震火山研究センター教授) |
研究発表会 | 2014/5/17 | アンコール世界遺産の開発と 保全に係わる諸問題 −この20年をふり返って− |
塚脇 真二 (金沢大学教授) |
総会 | 2014/5/17 | 活断層・地震・自然災害 −中部日本の事例から− |
岡田 篤正 (京都大学 名誉教授) |
総会 | 2013/5/25 | 東京電力株式会社 福島第1原子力発電所事故に係わるJAEAの取り組み -環境中の放射性物質の動態調査及び除染- |
舟木 泰智 (日本原子力研究開発機構) |
総会 | 2013/5/25 | 地中熱利用の現状と技術的課題 | 大谷 貝幸 (岐阜大学教授) |
みなさんは業務でGISをお使いでしょうか?
QGISは,GISを扱うフリーソフトのことです. 私は恥ずかしながら,その存在を最近知り,今は色々と勉強中の身でございます.
まず,GISとは「地理情報システム(Geographic Information System)」のことで,位置に関する情報を持ったデータを総合的に管理・加工することで,様々な情報を視覚的に表現し,分析や解析などに使用できる技術のことです.
応用地質学で,位置に関するデータとなると,まず思い浮かぶのは地形図ではないでしょうか.
その他,地質図や地すべり分布図なども思い浮かびますね. 地形図は国土地理院から,地質図は産総研から,地すべり地形分布図は防災科学技術研究所からデータをダウンロートできます.
それぞれ,使用許諾に注意して使用することで,様々な活用ができます. 例えば,地形図に地質図,地すべり分布図を重ね合わせると以下の様になります.
地形,地質,地すべり分布が大変分かりやすくなりますね.
また,地形図を加工することで,微地形図のようなものも作成できます.
視覚的に分かりやすいですね〜. まだまだこれ以外にも様々な活用方法があります. インターネットで検索すれば,使用方法なども出ております. この情報がどなたかのお役に立てば幸いです.
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